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アルツハイマーの原因タンパク質の可視化 - wakamatsuさんのブログ
wakamatsu さんのブログ
2013
9月
19
(木)
21:29
本文
独立行政法人放射線医学総合研究所及び独立行政法人科学技術振興機構は9月19日に
認知症で神経細胞死を引き起こす異常タンパク質の生体での可視化に世界で初めて成功
—タウタンパク質病変を画像化するPET薬剤を開発
とプレスリリースした。
この記事によると、
世界で初めて脳内でのタウの蓄積をPETにより画像化することに成功し、タウの蓄積とアルツハイマー病の重症度の関連性を示唆する成果を得ました。
さらに、アルツハイマー病以外の認知症でのタウの画像化においても有効であるとの成果を得ることができ、 多様な認知症についての発症メカニズムの解明や、症状からの診断が困難である発症初期の診断、重症度の客観的な診断、認知症治療薬の開発促進が期待されます。
としている。
アルツハイマーの原因物質の一つタウタンパク質の最近の研究成果については、2012/2/27の私のブログ
「甘い記憶」 において触れたが、今回の成果は、アルツハイマーの脳内の原因物質が可視化されるというものであり、極めて画期的なものと思われる。
早期の実用化が望まれる。
参考画像
タウタンパク質
wikimedia commonsより
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