念力で義手を動かす - wakamatsuさんのブログ
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フトゥールスの10月19日の記事 によると、
義手や義足が、脳からの信号によってあるていどコントロールできるようになっているのをご存じだろうか。
脳科学やロボット工学の発展によって、腕を切断したひとが、義手をあるていど動かせるような技術が確立しつつあるのだ。
そしてスウェーデンのチャルマース工科大学から、1年以上前に義手を装着する手術を受け、その後日常生活を送っている男性に関する報告が発表された。
この男性が使っているのは、骨に直接マウントする「オッセインテグレーション」と呼ばれるタイプの義手だ。義手の動きは神経筋につけられた電極によってコントロールする。
そしてこのタイプのロボット義手を装着したのは彼が世界で初だという。
この義手をつけた男性は、いまスウェーデン北部でトラック運転手として仕事をしている。
そして、トレーラーの接続や機械の操作、さらには子供たちのスケート靴の紐を結ぶことまで問題なくできているという。
と報じている。
myNEWSdeskの10月8日の記事 は、同様の内容の英文のプレスリリースである。
この義肢の凄いところは、何といっても念力で手を動かすことができることである。
脳波を伝達し、その脳波で人の体を動かすことができるようになったことについては、私のブログの昨年9月25日の
記事「テレパシー」 に書いたところであるが、その技術が義肢として実用化されようとしている、ということのようだ。
訓練が必要ではあるが、念じるだけで義肢が自分の分身として動くのだから画期的であるに違いない。
上記の記事にある動画によると左手で投げたものを右手の義手で受け取ることまでできる。
この技術が、手足を失った人たちに与える希望は計り知れないものがあると思う。
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