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火山の透視 - wakamatsuさんのブログ
wakamatsu さんのブログ
Yomiuri Onlineは 2015年08月26日に
というタイトルの記事を掲載した。
この記事によると、
深刻な人手不足に陥っている国内の火山研究者を増やすため、文部科学省はロボット工学など異分野からの人材参入を促し、火山観測の充実や防災の技術革新を進めることを決めた。
という。
その中のいくつか取り上げられるテーマの中に
宇宙線を使ってマグマを透視する技術
というのがあり、目を引く。
このような研究が行われていたことさえ知らなかったが、調べてみると、東京大学地震研究所ニュースレターPlus第2号には、
特集 素粒子で地球をのぞく
という記事が掲載されており、田中宏幸特任助教らの研究内容が解説してある。
素粒子を使って火山の内部を透視することが可能になったという。
そしてマグマの通り道である「火道」の可視化にも成功したという。
ミューオンラジオグラフィと呼ばれるこの手法で作成された浅間山の断層画像がwikimediaに公開されている。
wikimediaより
また、2012年の毎日新聞web版には
という記事が掲載されている。
記事によると、
撮影の対象は、エジプト・ギザにあるクフ王の大ピラミッド。フランスの建築家ジャンピエール・ウーダン氏が建造方法について、内部に上向きに傾斜がついたトンネルをらせん状に造りながら石を積み上げていったとする「内部トンネル説」を提唱しており、その真偽を確かめる。
という。
こんなことができるとは想像もしなかったが、その道の専門家が強い意志をもって努力すれば不可能と思われたことでも成し遂げられるものなのだと思った。
石(意志)あるところに道は通ずとはこのことだ。
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