メインメニュー
私が私であることの証明 - wakamatsuさんのブログ
wakamatsu さんのブログ
私は、StartSSL社の Class I のサーバー認証(サイト運営者の身元証明書)を取得していたが、この度 Class II を取得した。
メールの差出人が記載の本人に間違いないことや、ホームページが偽物でないことの保証を与える効果がある。
Class I のサイト運営者の本人確認の手段はメール認証のみで、無料だが、Class II は、公的身分証明書により本人確認がなされる。
これは安いが、有料だ。
本人確認の手段としてよく用いられるのが現住所だが、私の現住所の証明は難渋した。
英語の住民票は取れないし、パスポートには本籍地の県名だけしか記載されていない。
運転免許証には、氏名と現住所の記載はあるが、漢字かな表記のみで、ローマ字で登録している先方の記録と照合ができない。
結局、以下のような複雑な手順を経て本人確認がなされた。
StartSSL に登録している電話番号が記載されている電話代の請求書のコピーを送り、
その請求書の宛名に記載されている私の住所、氏名の日本語表記が運転免許証の表記と同じであることを確認し、
運転免許証の写真とパスポートの写真が同一人物であることを確認し、
さらにパスポートの写真のページを開いて持っている、私の写真を撮って送り、
そこに写っているパスポートの番号が、先に送ったパスポートの番号と一致することを確認し、
本人の顔とパスポートの写しにある顔が同一人物であることを確認して貰って、
ようやく本人確認が完了した。
電話がかかってくることもあるそうだが、私の場合それはなかった。
さらに、その途中で現在運転免許証が有効かどうかの確認に手間取った。
有効期限が和暦で記載されているので、平成30年まで有効とあるのが、2018年のことだと本人が主張しても信用してもらえない。
いろいろ考えた末、平成の年号について、英語で解説してあるwikipediaのページを見つけたので、これを参照するよう伝えて諒解された。
パスポートを持って私の写真を撮る際に、スマホの自撮りで撮影したのだが、さすがに相手はしっかりしていて、解像度の高い鮮明な写真を送れと請求してきた。
その写真ではパスポートの番号がよく確認できなかったものと思われる。
証明書を持った本人の写真を撮って送るというのは、初めての経験だったが、妙に納得できた。
写真付きの公的身分証明書の英語表記と、有効期限の西暦表記を早く実現して頂きたいものだ。
それにしても、私が私であることを証明するのは、そう簡単なことではないと痛感した。
コメントを書く |
---|
コメントを書くにはログインが必要です。 |