メインメニュー
光との競走 - wakamatsuさんのブログ
wakamatsu さんのブログ
ニュートリノの光速超え、「時計誤作動の可能性」
国際研究チームが発表
と題する記事が今日の日経新聞Web版に掲載された。
日経の記事
昨年9月にニュートリノが光速を超えて観測されたことが
報道された。論文は下記。
論文
光速を超える物質は存在しないとするアインシュタインの
相対性理論と矛盾する実験結果であるため、それが真実で
あるなら、色々な物理法則の組み立てが間違っていたことに
なるため理論の再構成が必要になる。
物理学者の間には衝撃が走ったという。
それが、今日のニュースでは、速度の観測に誤りがあった
可能性があるという。
ニュートリノの速度の観測には、距離の測定と、その距離を
飛翔するのにかかった時間を測定して割り算をして求める。
その内の時計が狂っていた可能性と長さの測定に誤差が
あることが分かったというのである。
光ファイバーケーブルに見つかった緩みのほかに、実験全体を
制御する時計が正しく動作していなかった虞があると発表した。
発表値より速い可能性と、遅い可能性との双方の可能性が
残されている。したがって、まだニュートリノの光速超えが
否定されたわけではない。その結論が注目されるところである。
もし、光速超えが事実であった場合には、宇宙の生成、原子
力の理論の根拠等が狂ってくるばかりでなく、未だ未解決の
大統一場の理論構築の重要な足がかりを与える可能性が
あると思われる。
コメントを書く |
---|
コメントを書くにはログインが必要です。 |